オール電化の魅力
オール電化とは調理器具や給湯設備、空調設備などの全てのエネルギーを電気で賄うシステムのことです。
ガスや石油などを室内で使用しないため、CO2排出量も削減でき、住宅の高気密化が進んでいる近年、排気ガスを出さないオール電化はリスクの少ないシステムとして注目されています。
更に、電気料金も割安な夜間の電気を使う料金メニューの利用や、電気料金の5%割引等のメリットがあります。
オール電化対象器具
IHクッキングヒーター
火力もあり、対象の調理器具も増えています。掃除も簡単で、火を使わないため安全性に優れています。
調理の時間が快適になるキッチン環境として、IHクッキングヒーターが注目されています。高火力でお手入れも楽などの特徴があり、調理場を改善するツールとして、期待を寄せている方も多いのではないでしょうか。
電気温水器
深夜電力でお湯を沸かし、昼間は貯めたお湯を利用するシステムです。高温で貯湯されたお湯を、ご利用の温度に自動調整し、供給されます。
電気温水器は電熱ヒーター(金属に電気を流して発熱させる)の熱と水の熱を熱交換することでお湯をつくる仕組みで、電気ポットと基本的には同じです。一方のエコキュートは電熱ヒーターを使いません。電気は主にお湯をつくるためのサイクルを回す動力として使います。
エコキュート
気体が圧縮されることにより熱を発生させる仕組みを利用したシステムで、コンプレッサーで冷媒(自然冷媒)を圧縮し、その時発生する熱でお湯を沸かす自然エネルギーを活用した給湯方式です。
大気熱とコンプレッサーを利用することで、使用する電気エネルギーの3倍の熱エネルギーを供給できる、消費エネルギーの少ない給湯システムとして利用できます。